村山由佳。

天使の梯子 Angel's Ladder (集英社文庫)

【天使の卵】の続編があるという事で、早速、図書館にて予約して読んだ。姉も妹も8つ年下の男と付き合うという話。何て言うか、男の方が8つも年下という事だからかなのか、両方の青年達の考え方が物凄く幼く感じてしまった。【天使の卵】の方の主人公は実質的には母子家庭だし、【天使の梯子】の方の主人公は祖父母に育てらるという環境だったので、主人公の青年達は、同い年の人達と比べたら、精神的には大人びた雰囲気を持った人という設定にされているみたいだけど、所詮、自分の恋愛なんて、自己中なのだから、ブレーキの利かない年頃の青年なんて、所詮、周りの見る事の出来ないただのガキのように思えた。誰しもがそうであるように。

ヘヴンリー・ブルー 「天使の卵」アナザーストーリー

【天使の梯子】読了後、立て続けに読んだのだけど、出来れば文庫本の方が読みたかったな。あとがきが半分以上占めているというらしい噂なので。

ヘヴンリー・ブルー 「天使の卵」アナザーストーリー

何て言うか、結局はラノベよりの書籍に過ぎないんだよな。【星々の舟】は面白かった。