実際のところ。

何て言うかさ、自分の幸せを人と比べたり競争したところで、どうしようも無い事だという事は分かりきっている事なんだけど、誰かと自分を比べた時にやっぱり羨ましいと思ってしまう私がいる。情けない話だけれど。


幸せな気分になりたくて、インスタントな感じで手に入れたシアワセはやっぱりマガイモノだと思う。ところどころホツレが見えているにも拘らず、敢えて見えないフリをしていたとしても、実は心のセンサーはきっちりとキャッチしていたりする。バックアップなんてしなくても、勝手に焼きついてしまっている。


例え自分がそのシアワセをマガイモノであると感じていたとしても、ソレが自分の事を少しでも必要としていてくれていたら、自分が少しはソレの役に立てているんだと感じる事は出来るのだけど。


本物って何だろうね。ニセモノは判別出来ても本物は判別出来ない。ニセモノでは無いものが本物だという区別は出来ない。ニセモノでないものは分からないモノだという判別に辿り着いてしまう。